9月5日は何の日?国民栄誉賞の由来から歴史の大事件・誕生花まで全網羅
カレンダーをめくり、初秋の涼やかな風が吹き始める9月5日。毎日の暮らしのなかで何気なく通り過ぎてしまう日付ですが、歴史のページを紐解くと、日本中が熱狂に包まれたスポーツ界の快挙から、近代日本の命運を左右した激動の政変まで、実に多彩でドラマチックな出来事が刻まれています。
朝礼のスピーチや日々の雑談、SNSでの話題作りに役立つ記念日の由来はもちろん、誕生花や誕生石に込められたメッセージ、同じ日に生まれた国内外の著名人まで、知的好奇心を刺激する情報を分かりやすく整理してお届けします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:王貞治氏のホームラン世界記録を称えて創設された「国民栄誉賞の日」や、環境調和を考える「石炭の日」など多彩な記念日が制定されています。
- 要点2:1905年9月5日はポーツマス条約調印と同時に、講和内容への不満から日比谷焼打事件が勃発した近代史の大きな転換点です。
- 要点3:誕生花は秋を彩る「ケイトウ」、誕生石は「ゴールデンサファイア」。フレディ・マーキュリーや伊達みきおなど多彩な有名人の誕生日でもあります。
【9月5日の代表的な記念日一覧】国民栄誉賞の日や石炭の日クリーンコールデーを解説
9月5日に制定されている記念日のなかでも、特に知名度が高く社会的意義の深い代表例が「国民栄誉賞の日」と「石炭の日(クリーン・コール・デー)」です。
それぞれの制定背景や由来には、当時の世相や人々の想いが色濃く反映されています。まずはこの2大記念日の全体像を整理していきましょう。
国民栄誉賞の日は、1977年(昭和52年)9月5日に当時の内閣総理大臣・福田赳夫氏によって同賞の創設が決定されたことに由来します。巨人の王貞治選手が通算756号本塁打を放ち、メジャーリーグのハンク・アーロンが保持していた世界記録を更新した快挙が直接のきっかけとなりました。
一方の石炭の日(クリーン・コール・デー)は、資源エネルギー庁や新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)などが1992年に制定した記念日です。「ク(9)リーン・コ(5)ール」の語呂合わせから選ばれました。公害対策や二酸化炭素排出削減など、環境負荷を抑えながらエネルギー資源を活用する「クリーンコール技術」の普及・啓発を目的としています。
【深掘り雑学】王貞治氏の偉業から始まった国民栄誉賞の知られざる舞台裏
国民栄誉賞は今や日本を代表する栄誉として定着していますが、その第1号となった王貞治氏への授与には、当時の熱狂と迅速な政治判断が絡み合っていました。
1977年9月3日、後楽園球場で行われたヤクルト戦の3回裏、王選手は鈴木康二朗投手からライトスタンドへ劇的な本塁打を放ちました。日本中が歓喜に沸くなか、政府はわずか2日後の9月5日に「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えた者」を表彰する新制度の本規定を決定。同月18日に正式な表彰式が執り行われました。
この賞が新設された背景には、従来の叙勲制度では現役バリバリの若手やアスリートの功績を迅速に讃えることが難しかったという事情があります。第1号の王氏に贈られた記念品は「本人の等身大の鷲(ワシ)のブロンズ像」。知れば誰かに話したくなる、昭和の熱気あふれるエピソードです。
【激動の歴史】1905年のポーツマス条約調印と日比谷焼打事件の衝撃
歴史の教科書に太字で登場する重大事件も、9月5日に集中しています。1905年(明治38年)9月5日、アメリカのニューハンプシャー州ポーツマスにおいて、日露戦争を終結させる「ポーツマス条約」が調印されました。
日本の全権・小村寿太郎とロシアの全権・ウィッテの間で結ばれたこの条約により、日本は朝鮮半島での優越権や樺太(サハリン)南部の領有権などを獲得しました。しかし、ロシア側から賠償金を一文も獲得できなかったことが日本国内に伝わると、国民の不満は頂点に達します。
同日、講和条約に反対する東京の日比谷公園での集会は暴徒化し、内務大臣官邸や警視庁、路面電車などが次々と襲撃される「日比谷焼打事件」へと発展。政府は戒厳令を布告する事態に追い込まれました。戦勝の歓喜と過酷な現実の落差が引き起こした、近代日本の大きな節目となる1日です。
【9月5日生まれの有名人・芸能人】伝説のロックシンガーから人気芸人まで
9月5日は、エンターテインメント界やスポーツ界で強烈な存在感を放つトップスターが多数誕生しています。主な著名人をピックアップしました。
【9月5日生まれの主な有名人・タレント】
- フレディ・マーキュリー(1946年/伝説的ロックバンド「クイーン」のボーカリスト)
- 仲村トオル(1965年/実力派俳優)
- 伊達みきお(1974年/お笑いコンビ「サンドウィッチマン」)
- 菊地亜美(1990年/タレント、元アイドリング!!!)
- 齊藤京子(1997年/女優・タレント、元日向坂46)
圧倒的な歌唱力とパフォーマンスで世界を魅了したフレディ・マーキュリーをはじめ、日本のお茶の間で絶大な好感度を誇るサンドウィッチマンの伊達みきお氏など、個性的で人を惹きつける才能豊かな顔ぶれが揃っています。
【誕生花・誕生石・星座】9月5日の運気とスピリチュアル解説
ギフト選びや自己分析の参考になる、9月5日のスピリチュアルなシンボルを紹介します。
◆ 星座:乙女座(おとめ座)
実務能力に長け、繊細な気配りと几帳面さをあわせ持つ現実主義的な星座。観察眼が鋭く、周囲のサポート役に回ることで真価を発揮します。
◆ 誕生花:ケイトウ(鶏頭)
ニワトリのとさかのような鮮やかな紅色の花を咲かせるケイトウ。花言葉は「おしゃれ」「気取り屋」「個性」「風変わり」。秋の訪れを感じさせる力強い咲き姿が特徴です。
◆ 誕生石:ゴールデンサファイア
黄金色の輝きを放つサファイアで、宝石言葉は「目標達成」「輝く魅力」「自信」。持ち主のモチベーションを高め、困難を乗り越えて成功へと導くエネルギーを秘めていると伝えられています。
【会話のネタになる今日の記念日雑学】まだまだある9月5日のユニークな日
9月5日には、生活に密着したユニークな記念日もまだまだ存在します。
計画と実行の日
目標を立てて(9)行動に移す(5)という発想から生まれたビジネスパーソン向けの記念日。季節の変わり目にライフスタイルやキャリアの計画を見直す絶好の機会とされています。
配給の日(歴史的背景)
1941年(昭和16年)のこの日、第二次世界大戦中の日本で東京市(当時)をはじめとする都市部において「米の配給制度」が本格導入されました。日用品や食料が制限された戦時下の生活を想起させる、歴史の記録です。
【9/5何の日】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:国民栄誉賞の第1号は誰で、いつ授与されたのですか?
A1:プロ野球・読売ジャイアンツの王貞治選手です。1977年9月3日にホームラン世界記録(756号)を達成したことを受け、同年9月5日に賞の創設が決定され、9月18日に正式授与されました。
Q2:9月5日の誕生花「ケイトウ」にはどんな花言葉がありますか?
A2:代表的な花言葉は「おしゃれ」「個性」「気取り屋」「風変わり」などです。とさかに似たユニークで情熱的な花の形が由来となっています。
Q3:1905年9月5日の日比谷焼打事件はなぜ起きたのですか?
A3:同日に調印された日露戦争の講和条約(ポーツマス条約)において、多大な犠牲と戦費を払ったにもかかわらず「賠償金がゼロ」となったことに対し、国民の激しい怒りと不満が爆発したためです。
まとめ:歴史の重みと季節の移ろいを感じる9月5日
王貞治氏の快挙が生んだ国民栄誉賞の制定、エネルギーの未来を見据えた石炭の日、そして近代史の激震となったポーツマス条約と日比谷焼打事件まで、9月5日は多面的な魅力と深い歴史的背景を持つ日です。
鮮やかなケイトウの花が咲き誇るこの日、身近な人との会話のきっかけや、日々の自己研鑽の節目として、9月5日のエピソードをぜひ活用してみてください。 (出典: 95何の日(Yahoo!ニュース))